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同級生の円能寺くん、一つ下の学年の会田さんと
芸大時代の恩師、稲川榮一先生の退任記念演奏会のリハーサルが始まりました。

学生時代をともに過ごした大切な仲間とこうやって再び演奏できる機会をいただけて本当に嬉しく思います。久しぶりに先生の音楽的なアイデア、そして演奏に対する熱い眼差しに触れて、ああ、私は芸大にいた頃、多くのことを学ぶチャンスを与えられていて、とても恵まれた環境で学生時代を過ごしていたのだなと。でもあの頃は演奏に向かう覚悟もまだなく、先生の教えて下さろうとすることの多くを取りこぼしていたように思います。学部を卒業してからもう10年以上が経ちましたが、いま私が演奏活動ができているのは、当時の仲間と先生のお陰だと改めて感謝しました。

演奏会は3月17日です。とてもとても素敵なフライヤーも完成しています。近々ここにもアップします。皆さま、稲川先生の芸大最後の演奏会にぜひお越し下さい。
オペラのバンダの本番が終わり、新幹線でこれを書いています。

今日は親戚の訃報を聞いた後の本番でした。ちょうど私の出番は仮面舞踏会のそれはそれは豪華で美しくて夢のような世界が舞台で繰り広げられる場面です。暗い舞台袖から見える華やかな世界を見て、これも全て生きている間に見ることのできる、まさにこの世のものなのだと。こうやって自分が演奏していることも、関わる全ての音楽もまたこの世に生きるそのあいだにしかなし得ないことなのです。

その人の最期は家族とともにあり、実に人間らしい生を全うして死をむかえられたと聞かされました。いつか自分もその人や父や祖母のように息絶えるときが訪れます。その時が来るまで私は私の生き方をするだけなんだろうなと思います。そしてその瞬間に奏でる音はいつでもかけがえのないもので、自分の全てを捧げて音にするのみだと。さっきはそんなことを感じながら吹きました。忘れないうちに書き留めました。
昨日オペラシティ、リサイタルホールにてタイトルの演奏会に出演させていただきました。私は昨年近藤譲先生に委嘱した《トラインーユーフォニアム、チェロ、ピアノのための》(2012)を、チェロの松本卓以さん、ピアノの稲垣聡さんとともに演奏しました。

オペラシティは意外とバランスなど難しく少々苦戦しましたが、現代音楽のスペシャリストの皆さんと近藤譲個展に参加できたことはとても嬉しい経験になりました。

現代音楽を意識して演奏し始めた頃からずっと近藤譲先生の作品が好きで、けれどもユーフォニアムのための作品はなかったので、ぜひこの楽器のために書いてもらいたいとお願いしたところこの三重奏が誕生しました。

これから先もっと自分が良い奏者になれるよう努力して、いつかまた、今度は違った編成の作品を書いてもらうことが出来たらと夢を持っています。



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12月に注文した椅子のうち一脚が届きました。
宮崎椅子製作所が作っている、カイ・クリスチャンセンの「4110」という椅子です。

宮崎椅子さんの作る椅子やテーブルに出会ったのは盛岡の家具、雑貨屋さんでしたが、その時見た小泉さんや村澤さんといった日本人の作家さんのものがとても好きになって、いつか欲しいなあと憧れていました。でも今回本格的にどれを買おうかと探し始めてから、同じ宮崎椅子製作所が作っているカイ・クリスチャンセンの椅子を知り、この4110とNo.42という二脚を購入することに決めたのでした。

当初は4110を二脚と考えていたのですが、No.42にも惹かれている私にお店の方が、両方お好きなら一脚ずつ購入してはとすすめて下さり、今回同じ赤の張り地で違うデザインの椅子二脚を購入するに至りました。

木材も数種類のなかから選べるのですが、チークと迷った結果、ブラックチェリー材にしました。身長に合わせて脚カットもしてもらい、とてもフィット感のある座り心地に椅子から離れたくなくなるくらいです。No.42はあと一ヶ月ほどかかるらしいので気長に待ちます。